マンガ『インベスターZ』から学ぶミクロの目とマクロの目
こんにちは、たかです!
今日は、マンガ『インベスターZ』を読んでいて面白い話があったので、ここで話していきたいと思います。
このマンガについて簡単に説明しておくと、物語の主人公である財前孝史が道塾学園という中高一貫校に進学し、そこで投資部に入部して投資のイロハを学ぶという物語です。
そんな投資についてのマンガで、「虫の目、鳥の目、魚の目」という面白いフレーズがあったのでここで紹介していきます。
多くの人は、西郷隆盛や坂本龍馬によって江戸幕府が倒れ、明治時代が始まったと思っています。
しかし、それは全くの勘違いなのです、、、
というのも、ペリーが来航して以来、日本は鎖国をやめました。
と同時に、海外との貿易が始まったのですが、そこで幕府は金や銀の交換比率を間違って相場より低い額で金を海外に流出してしまいました。
これが原因で、超インフレ状態になり物価が急上昇し、庶民の生活に影響が出ました。
全国諸藩ももともと借金まみれだったなかで財政はより悪化し、幕府は打開策がなく唯一の資産である江戸城を明け渡したのです。
薩長同盟や江戸城無血開城などは小さな虫の目で見たミクロな出来事、それに対し国家の経営破綻や欧米列強によるアジア戦略、世界情勢などが広い鳥の目で見た明治維新となるわけです。
つまり、物事を一つの目で見てはいけない。
鳥や虫や魚になったつもりでいろいろな角度から見なくてはいけない。
ということです。
物事を主観・客観、ミクロ・マクロで見なければ偏った解釈しかできないということ、これはビジネス、将来の目標、日常などあらゆる場面で言えることです。
ぜひみなさんも、多角的に物事を観察し、本質を見抜けるようにしましょう。